初代シルビアってどんな車?

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初代シルビアってどんな車?

初代シルビアというスポーツカーをご存知でしょうか?
初代シルビアは、日産が開発・製造していたスポーツカーです。現在の中古価格が1250万円と言われています。初代シルビアが誕生してから50年が経ちました。未だ衰えぬ人気はどこにあるのでしょうか?また、初代シルビアのどこにファンは魅力を感じているのでしょうか?

出典:http://www.photo-ac.com/

初代シルビアはこんな車

初代シルビア誕生

初代シルビアは、1964年の東京モーターショーで発表され、翌1965年4月に発売が開始されました。美しいスタイリングと優れた動力性能を備え、国産車にはない孤高のパーソナルカーとして人気になりました。 1

初代シルビアはデザインが秀逸

直線を多用したシャープなボディラインと、宝石のような形が特徴的です。これは、クリスプカットと呼ばれています。当時、日産デザイン室に在籍していた木村氏がドイツ人デザイナーにアドバイスをもらい取り入れたデザインです。この頃の国産車では最も美しい高級感あふれるデザインでした。 2

554台しか生産されなかった激レア車

人気だった初代シルビアが554台しか生産されなかったのは、競合車であるフェアレディZに売れ行きが負けたからです。理由は、同じエンジンを搭載しているフェアレディZは、初代シルビアより3割ほど価格が安かったからです。そのため生産終了の1968年6月までに554台しか生産されませんでした。 3

初代シルビアから学んだ失敗とその後

初代シルビアは、フェアレディZに商業的に敗北してしまいました。その後、シルビアは、なくなってしまうと思われましたが、2002年のシルビアS15の生産終了までに7回のモデルチェンジを繰り返しています。ここまでヒットしたのは、初代の失敗があったからと言っても良いと思います。中でもシルビアS13は、FRのスペシャリティカー(※1)とも言われており人気でした。 4

※1. 自動車の一カテゴリに対する日本での呼称。スペシャリティカー、スポーティーカー、デートカーともいう。 5

まとめ

初代シルビアは、デザイン面では、世界的にも評価されており誰もが憧れた車でした。しかし、高級車ゆえに価格が高騰してしまい、当時のサラリーマンには、到底購入できるものではありませんでした。そのため、同じ頃同じようなスペックで販売されたフェアレディZに負けてしまう結果となりました。時代が悪かったというしかありません。しかし、ここで日産は諦めず、FRのスペシャリティカーを2代目シルビアに継承し何度かのモデルチェンジを繰り返し今のシルビアがあります。開発者には、頭が下がる思いです。