日産のSR20VET型エンジンに隠された重要機密事項を大公開
SR20VET型エンジンは、ご存知でしょうか?日産シルビアに搭載されているエンジンです。
今回はこのエンジンの特徴をまとめてみました。どのようなエンジンであったかを知るきっかけになれば幸いです。
SR20VET型エンジンの特徴
基本スペック
- 種類:直列4気筒
- 排気量:1,998cc
- 吸気方式:シングルターボ
- 使用燃料:ハイオクガソリン
- 最高出力:280PS/6400rpm
- 最大トルク:31.5kgm/3200rpm
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SR20VET型エンジンの基本スペック
このエンジンの特徴はなんと言ってもバランス型の万能エンジンです。ボアとストロークの双方が同じ寸法のときにだけ現れるスクエア型は、その存在が最大の魅力であると言えます。 1 2
多くのパーツがある
生産数の多いエンジンという理由から、修理や部品交換によるチューンナップなどを考えた時、純正パーツも社外のアフターパーツもたくさんあります。。特にシルビアに関係するFR用のSR20VETエンジンは、いろいろな部品があり、入手が容易に行なえます。 3
SR20VET型が人気の理由
SR20VET型エンジンがFR車と相性が良かったことが挙げられます。さらに、当時若者が求めたエンジンがまさにSR20VET型エンジンだったというのが大きな理由です。時代にうまく乗ったエンジンだと言えます。 4
SR20VETエンジンの今
人気だったSR20VETエンジンは「自動車排出ガス規制」の基準をクリアすることができずに製造が終了してしまいました。そのためSDシリーズのエンジンは、その後のコスト問題などもあり、2007年に完全になくなってしまいました。 5
まとめ
SR20VET型エンジンは、日産シルビアS15型に搭載されているエンジンです。このエンジンは、「自動車排出ガス規制」に適合させるために開発されたエンジンです。しかし、「自動車排出ガス規制」はクリアしても生産コストがかかることから生産が終了になってしまいました。これは非常にもったいないことです。このテクノロジーを次のエンジンに是非活かしてもらいたいと願います。